5月5日🌸自然と暮らす12か月🌸今日は何の日
5月5日立夏・端午の節句
〜立夏と端午の節句〜
5月5日。
今日は「立夏」と「端午の節句」、二つの節目が重なる特別な日です。
🌿立夏 ― 夏の始まり
二十四節気のひとつ「立夏」は、暦の上での夏の始まり。
春が過ぎ去り、陽気がますます満ちてくる頃です。
草木の色は濃く、風には少しだけ夏のにおいが混じりはじめます。
野原にはホトトギスの声が響き、庭では新芽がぐんぐん伸びていきます。
昔の人々は、季節の移ろいを細やかに感じ取り、暮らしに活かしてきました。
立夏を過ぎると、体を冷やさないように気をつけたり、湿気に備えたり――
自然に寄り添う暮らしの知恵が息づいています。
🎏端午の節句 ― いのちを守る節目
同じ5月5日は「端午の節句」。
古くは厄除けや病気から身を守る日として、菖蒲(しょうぶ)を飾り、薬草湯に浸かる風習がありました。
今では男の子の健やかな成長を願う日として知られていますが、
本来は**“いのちを守る日”**であり、自然の力を取り入れる日でもありました。
柏餅の柏の葉は「家系が絶えない」縁起物。
ちまきに使われる笹の葉や菖蒲も、古来は魔除けの意味を持っていたのです。
🕊自然と共に、健やかに暮らす
立夏と端午の節句。
どちらも自然の力を借りて、私たちの身体と心を整える「季節の養生」の日とも言えるでしょう。
今日は、風にそよぐこいのぼりを眺めながら、草花の香りを胸いっぱいに吸い込んで。
旬の食材をいただきながら、自然とつながる感覚を味わってみませんか?
めぐみの杜のかわいらしいこいのぼりです

自然とともに暮らす12か月。
季節の巡りの中で、私たちもまた、健やかに命をつないでいきたいものですね。
自然の恵みに感謝して~
