1月15日🌸自然と暮らす12か月🌸今日は何の日
1月15日 小正月(こしょうがつ)
小正月(こしょうがつ)は、日本の伝統行事の一つで、主に1月15日ごろに行われます。これは、お正月(1月1日)を「大正月」と呼ぶのに対して、小正月と名付けられました。
この日には、「農業の一年のスタートを祝う」「厄払いをする」といった意味を持つ行事が行われます。また、昔から農業の神様やご先祖様をお祀りし、その年の豊作を願う大切な日でもありました。
小正月の主な特徴
地域によっては特有の行事が行われることがあります。例えば、秋田県では「なまはげ」が小正月の頃に行われたり、各地で独自の祭りや風習が伝承されています。
日付は、一般的には1月15日ですが、地域によっては14日やその前後に行われることもあります。
古くからの日本の暦では、小正月は「陰暦の1月15日」であり、この日をもって正月行事を締めくくる意味がありました。
<行事や習慣>
どんど焼き
正月飾りや書き初めを集めて焼く火祭りの行事です。この火にあたったり、火で焼いたお餅を食べることで、無病息災を祈ります。
小豆粥(あずきがゆ)
小正月の日に小豆粥を食べる習慣があります。小豆には邪気を払う力があるとされ、健康や豊作を祈願します。
繭玉(まゆだま)作り
柳の枝にカラフルな餅を飾りつけ、豊作を祈ります。特に農村部で行われることが多い風習です。
<北九州の小正月>
北九州市では、小正月(1月15日)に「どんど焼き」と呼ばれる伝統的な火祭りが行われます。この行事では、正月の松飾りや注連縄、書き初めなどを持ち寄り、一箇所に積み上げて燃やします。燃え上がる炎とともに、お正月にお迎えした歳神様を天高くお見送りする意味があります。
例えば、足立山妙見宮では毎年1月15日に「どんど焼き祭」が開催され、多くの参拝者が参加しています。
市内各地でも同様の行事が行われており、地域の人々が集まり無病息災や家内安全を祈願します。
なお、行事の詳細や開催時間、持ち込み可能な品目などは各神社や地域によって異なる場合があります。参加を希望される場合は、事前に各神社や地域の公式ウェブサイト、または北九州市のイベントカレンダーをご確認いただくことをおすすめします。
私が子供の頃60年ほど前には、近隣の神社ではどこでも1月15日どんど焼きが行われていて、子どもたちはそこでふるまわれるぜんざいやお菓子を楽しみにしていました。
現在では、どんど焼きを実施する神社が少なくなっているようで、めぐみの近くの『若松恵比寿神社』でも例年どんど焼きが行われていますが、今年はどうでしょうか?
後日レポートさせて頂きます。
私事ですが、この日が結婚記念日です。
最後までお読み頂きありがとうございます。