シャボン玉石けん
皆さんは、日常的に使っている洗剤が原因で、皮膚が荒れたり、かゆみが出たりする方がいることをご存じでしょうか?実は、私もその一人でした。特に合成洗剤を使用しているとき、肌の乾燥やかゆみが頻繁に起こり、悩んでいました。
そんなとき、合成洗剤が地球環境に負荷をかけているという話を知り、自分にも環境にも優しい選択をしたいと思い、思い切って石けんに切り替えることにしました。最初は少し不安もありましたが、使い始めてしばらくすると、肌の変化に驚きました。乾燥やかゆみがなくなり、以前より肌が健康的でキレイになったのです。
さらに、合成洗剤を使っていたときに感じていた独特の不快な香りがなくなったことで、毎日の生活がより快適になり、気分も軽やかになりました。今では、もしうっかり合成洗剤を使用すると、すぐに肌が荒れることに気づくほどです。そうした経験から、現在は必ず石けんを選んで使うようにしています。
私が愛用しているのは、「めぐみの杜」の近くにあるシャボン玉石けんさんの商品です。こちらの製品は全てが純粋な石けんで作られており、安心して使用できます。肌に優しいだけでなく、環境にも配慮された商品なのでとても信頼しています。
まずは、石けんと合成洗剤の違いについて、詳しくお伝えします。
石けんと合成洗剤の違い
1. 原料の違い
- 石けん
主に 天然油脂(動植物油脂)を原料とし、脂肪酸とアルカリ(苛性ソーダや苛性カリ)を化学反応させて作られます。- 例:オリーブ油、ヤシ油など。
- 合成洗剤
石油由来の化学物質を主成分としています。界面活性剤を人工的に作り出しており、洗浄力を高める添加物が含まれることがあります。- 例:アルキルベンゼンスルホン酸塩など。
2. 洗浄力の違い
- 石けん
弱アルカリ性で、皮脂や軽い油汚れに効果的です。ただし、硬水(ミネラル分が多い水)では洗浄力が低下し、石けんカスが出やすいです。 - 合成洗剤
水の性質に左右されにくく、硬水でも高い洗浄力を発揮します。特に油汚れや頑固な汚れに強いです。
3. 環境への影響
- 石けん
微生物によって分解されやすいため、自然環境に戻りやすいと言われています。 - 合成洗剤
分解されにくい成分が含まれる場合があり、河川や海洋への影響が懸念されます。最近は環境に配慮した「生分解性」の高い製品も出ています。
4. 肌への影響
- 石けん
天然由来であるため、敏感肌の人にも比較的優しいとされています。ただし、アルカリ性が高い場合、肌を乾燥させることがあります。 - 合成洗剤
洗浄力が強いため、成分によっては肌に刺激を与える場合があります。敏感肌の人は注意が必要です。
5. 使用目的
- 石けん
手洗いや体洗い、衣類の手洗いなど、比較的軽い汚れに適しています。
頑固な汚れの除去には、予洗いや酸素系漂白剤を組み合わせるなどの工夫が必要です。 - 合成洗剤
食器洗いや衣類の洗濯、頑固な汚れの除去に広く使われます。
まとめ
- 石けんは 天然素材を基にした環境配慮型 で、軽い汚れに適しています。
- 合成洗剤は 工業的に作られた高性能な洗浄剤 で、幅広い用途に対応可能ですが、環境への影響が課題です。
石けんを使ってみませんか?
合成洗剤が当たり前に使われている今の社会では、環境や肌への影響を心配していても、「石けんは価格が高い」「使い慣れないと面倒そう」「汚れがちゃんと落ちるか心配」などの理由から、石けんを生活に取り入れるのは難しいと感じている方も多いかもしれません。
そんな方のために、「めぐみの杜」では、シャボン玉石けんの正しい使い方や便利な活用方法をスタッフが丁寧にお伝えしています。石けんについて分からないことや困りごとがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。
また、シャボン玉石けんさんとの共同企画として、石けんの使い方を学べる講習会も定期的に開催しています。初心者の方でも気軽に参加できる内容となっていますので、ぜひご参加ください。石けんを使った心地よい暮らしを、私たちと一緒に始めてみませんか?