3月3日🌸自然と暮らす12か月🌸今日は何の日
3月3日ひな祭り
春の訪れを感じる頃。弥生3月。3月3日は「ひな祭り」です。「桃の節句」とも呼ばれ、女の子の健やかな成長と幸せを願う伝統行事として親しまれています。
この日には、ひな人形を飾り、ちらし寿司やひなあられを楽しむ風習がありますが、その背景には、古くから受け継がれてきた、自然と共に生きる知恵や願いが込められています。
ひな祭りの起源
もともとひな祭りは、平安時代に紙や草で作った人形(ひとがた)を川に流し、厄を払う「流し雛」の風習が由来とされています。
現在のような段飾りの豪華なひな人形は、江戸時代。武家や公家の間で発展しました。幕府によって「五節句」が公式行事とされ、ひな祭りは「女の子の健やかな成長を祝う行事」として庶民にも広まっていきました。この頃から、ひな人形も豪華になり、段飾りが登場しました。
五節句とは
五節句(ごせっく)とは、季節の変わり目に無病息災や繁栄を願う、日本の伝統的な節句のことです。もともとは中国から伝わった風習で、平安時代に日本に定着し、江戸時代には幕府が公式行事として定めました。

ひな祭りに込められた思い
桃の花 – 厄除けと生命力の象徴
桃の花には邪気を払う力があるとされ、古くから長寿や健康の象徴とされてきました。春の訪れとともに咲く桃の花は、女の子の明るく健やかな成長を願うのにふさわしい存在ですね。
蛤のお吸い物 – 夫婦円満の願い
蛤の貝殻は、対になったものでなければぴったり合いません。そのことから、良縁や夫婦円満を象徴する食べ物とされています。
ちらし寿司 – 五穀豊穣と幸せを願う
えび(長寿)、れんこん(将来の見通し)、豆(健康)など、縁起の良い具材を取り入れることで、幸福を願う意味があります。
白酒・甘酒 – 長寿と健康の祈り
江戸時代には白酒が飲まれていましたが、現代では子どもも楽しめる甘酒が広まりました。甘酒は発酵食品としても優れ、「飲む点滴」と呼ばれるほど栄養価が高い飲み物です。
現在の生活では、ひな人形を飾らないお宅も増えているようですが、ひな祭りは形にとらわれず、季節の変化を楽しむ心が大切なのかもしれません。例えば、菜の花や桃の花を飾るだけでも、春の訪れを感じることができますし、旬の食材を使った料理を味わうことで、自然の恵みに感謝する機会にもなりますね。

自然の恵みに感謝して~
